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【岡山県観光その5】津山市のサムハラ神社奥の宮を巡る

第五回目(その5)として、津山市に鎮座するサムハラ神社を紹介します。

サムハラ神社は多くの芸能人も参拝する、知る人ぞ知るパワースポットです。

(サムハラ神社は大阪府にありますが、奥の宮は岡山県にあります。)

「神様に呼ばれた人だけがたどり着ける」と話題の神社で岡山県津山市に鎮座するサムハラ神社は奥の宮(元宮)となります。

(サムハラ)という漢字は神字として扱われていて、漢字登録されていないため、本ブログではカタカナでの表記となります。

参拝順序はまず金刀比羅神社で参拝をします。

おすすめ参拝ルート】

「鳥居・広場・手水舎」「金刀比羅神社」→「サムハラ神社の奥の宮」→「展望台」→「サムハラ神社の旧奥の宮」

サムハラ神社奥の宮(岡山県津山市)

ここまで車で登って来られ、ちょっとした駐車スペースがあります。

鳥居をくぐって、石段を登っていきます。

まず金刀比羅神社で参拝をします。

金刀比羅神社について

当社は中原日詰に鎮座す

日詰山には、寛文年中、四国金刀比羅宮の分霊を奉遷し安置す。

明治四十二年、宇野原口、楢井行重、百々、中原成安、成神谷社を合祀し安置す。

大三輪大明神、惣道大明神、大山衹社、大月大明神、日野目大明神、末社には十九の命を祭り奉遷す。

相殿に大物主命、速玉之男命、伊弉冉命。

神を祭祀せば=悪い病いのたたりなくなると言う。

神を祭祀せば=農耕、養蚕、織物を治め一番大切な祖神がある。

神を祭祀せば=心おちつき事に当たりなしとげらるるという。

末社、荒神社は安産の神、稲荷神社に商法の繁昌、木山神社山の神、末社多くの神々を安置す。

広く県外からも参拝し祈願者も多い。

稲荷神社

末社 「御崎神社」

末社 「木山神社」

いよいよ「サムハラ神社奥の宮」へ向かいます。

サムハラ神社には特別な参拝方法があるようです。

裸足になり、お賽銭を入れ、六礼八拍手という参拝が良いのだそうです。

サムハラ神社奥の宮について

サムハラ神社由来

御祭神について】

天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)

「古事記」では神々の中で最初に登場する神様。「至高の神」

高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)

天の生産・生成の「創造の神」(男を象徴とする神)

神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)

地の生産・生成の「創造の神」(女を象徴とする神)

万象の中心を表し座す神様と、有形無形のあらゆるものを生み、むすび、調える力の源たる産霊(むすひ)の力を示す神様です。

この三柱の神様を、生育造化を御神徳として象徴する「造化三神」とお呼びしています。

サムハラについて

古来より災難消除、身体健固の護符として伝わる文字であり、江戸期には怪我をせぬ呪いの札や矢玉避けの護符として、近代には従軍兵士の弾除け守り、また千人針などに縫い表して武運長久を願うなど字を書き、符を身に帯びる人を守護する符字として全国に伝わるものです。

当神社は現岡山県津山市に伝承された古祠の由緒を継承して、「サムハラ」字を、万象を生出する造化三神の創造・生命力の御神徳を戴くものと伝えて、厄事災難除、無傷安全無病息災、延命長寿など、命を生す願いを守護してくださる「サムハラ大神」としてお祀りしております。

当神社沿革

美作國東北篠群中原村(現津山市加茂町中原)日詰山山中の城郭址に古祠在り、「サムハラ」を伝えると謂れあるも年紀不詳、恐らくは中世の日詰城の城内に守護祠の在ったものかと推測される。

歳月の中に古祠荒廃し、付近の住人の細々たる尊崇のみのうちに継がれる。

同地出生の当神社初代主管者、田中富三郎翁の往時より災難除・身体健固の加護に与りて日清・日露の戦役に助かり、常陸丸、鉄嶺丸に難を逃れ、しばしばの危難を避けて無事なるは、奉持したサムハラの護符の御蔭と畏んで、昭和九年に奉賛会たる信光会を催し、昭和十年に荒廃の古祠を再建する。

大東亜戦争に至り、大阪師団司令部を通じて出征兵士に御守を贈呈、武運長久を願う。戦後昭和二十一年、改めて中原・日詰山山中に社殿再建。次いで昭和二十五年、当時の大阪市要人達の賛同を得て大阪中之島豊国神社(当時)の境内に岡山より分霊、中原の社殿は元宮・奥の宮と称する。

昭和三十六年、大阪市役所増築により、豊国神社大阪城内に奉遷、当神社も西区立売堀に移築遷座する。

平成十七年、台風の為毀たれた岡山奥の宮を、加茂金刀比羅神社、地元有志の協力を得て加茂町中原九○○-三の現在地に遷座する。

サムハラの4文字について

サムハラ(サンバラ・サンパラ)の語源はサンスクリット語で「生きなさい」という意味だそうです。

「サム(生きる)」「ハラ(しなさい)」が語源という説があります。

展望台と旧奥の宮へ向かいます。

下る方向へ進むとすぐ、旧奥の宮があります。

階段が老朽化していて、登ることができないようになっているため、下からの参拝となります。

分かれ道まで戻り、展望台へ登っていきます。

生命力のすごさを感じる、立派な御神木があります。

サムハラ神社(大阪市中之島)

公式ホームページがないため、ウィキペディアのサムハラ神社記事を参考に載せておきます。

まとめ

天之御中主神をお祀りしている有名な神社「サムハラ神社」を参拝させていただきました。

大阪府に鎮座する「サムハラ神社」の奥の宮は岡山県津山市にあります。

今回は「神様に呼ばれた人だけがたどり着ける」サムハラ神社の奥の宮を紹介しました。

車やナビゲーション、携帯電話が無い時代はなかなかたどり着くことができなかったでしょう。

足を運ぶには困難な場所にありますが、機会があればぜひとも参拝に行かれることをお勧めします。

不思議なパワーを頂けるまもしれませんね。

その他に、岡山県観光をする際には参考にしてください。

岡山県観光 その1

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岡山県観光 その

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