家庭に良いこと

【20歳のお祝いに何を贈る?】我が家の贈り物(プレゼント)とは

早いもので、子供が20歳を無事に迎えました。

親なら誰でも、何をプレゼントするか、いろいろ悩むものです。

私が20歳の時に親からもらったものは、立派な印鑑でした。

実用的で、実印として使用しています。

(昔の人にありがちなプレゼントですね。)

そんなある日プレゼントの話になり、子供の方から「もの」は特にいらないよ。

手紙を書いてほしいと言うのです。

私達夫婦で「そーなんだー」と思いました。

そこから2人で、1週間お互いに手紙の構想から始まり、完成させました。

妻は生まれた時から20歳までの思い出、立派に育ってくれた感謝の手紙でした。

加えて、育児日記を添えて、プレゼントしました。

私はこれから生きて行く上での応援メッセージを手紙にして贈りました。

「父親が20歳の子供へ送るメッセージ」として紹介します。

物を贈るのも良いですが、手紙を贈るのも良いものです。

特に現代社会で手紙を書くことが珍しくなっています。

新しい発見があると思うので、ぜひ、参考にしてみてください。

父親が20歳の子供へ送るメッセージ

ここから、実際に私が子供に贈った手紙の内容を記載します。

自分が20歳の頃の話

自分が20歳の頃のことを思い出してみても、将来、何になりたいとか、何でお金を稼ぎたいとか、具体的に何もありませんでした。

当時の自分は手当たり次第、本を読み、いろいろなところへ出かけたりして、自分探しに明け暮れていました。

結局、何も見つからず、堂々巡りの20代です。

インプットは沢山したけれど、アウトプットをする勇気が無かったのです。

やったことの無いことにチャレンジしたり、新しい世界に飛び込めず、それを教えてくれる人も周りには居ませんでした。

人生どうすれば良いかは、誰にも分かりません。

そんな自分が偉そうなことを言っても、説得力が無いことも分かっています。

ただ、今まで見て来て、あなたの良い所は親なりに分かります。

自分の良くないところを無くすより、自分の良い所を増やすことを意識して、自分の強みを生かせる場所を見つけてほしいと思います。

自分の強みを活かせる場所を見つける

どんなに出来の悪い親だと思っても、何歳になっても、あなたの親は変わらず私達です。

20年間、育ててきた中で、あなたの良い所は分かっています。

それを強みに、これからいろいろなことにチャレンジして欲しいと思っています。

あなたの強み
  1. 自分の軸を持っている
  2. 自分なりのお金との距離感を持っている
  3. 選択で迷ったら、自分にとって厳しい方(困難な方)を選択している
  4. 人脈が多く、コミュニケーション能力が高い
  5. ON、OFFがはっきりしていること
  6. 自分に自信を持っている
  7. 家族思いで優しいところがある

1.自分の軸を持っている

自分が正しいと思ったことを信じて、やり遂げられる強い信念を持っている。

自分はこうでありたいという理想を持っている。

周りの状況に流されない、自分軸をもっていること。

2.自分なりのお金との距離感を持っている

お金は自由を得るために必要であるが、お金がすべてではないことを知っている。

物ばかりでなく、経験や体験に投資することも知っている。

今を大切にし、自分にとって必要と思えるものには投資をしている。

3.選択で迷ったら、自分にとって厳しい方(困難な方)を選択している

あえて、いばらの道を選択して、困難を乗り越えてきたこと。

自転車、野球、受験勉強等選択を失敗したかなと思っても、乗り越えてきた。

野球ではレギュラーを獲得し、高校は進学校に入学し、塾も行かずに大学は国立大学に合格したこと。

4.人脈が多く、コミュニケーション能力が高い

どんな立場の人に対しても、同じ目線で接している。

自称、モテるだけのコミュニケーション能力、容姿を持っている。

※自信を持っていることは重要である。

5.ON、OFFがはっきりしていること

勉強、遊びどちらもON、OFFがはっきりしていて、必要なタイミングでそれなりの成果をあげている。

親が言わなくても、自分で判断して行動している。

6.自分に自信を持っている

何でもそれなりにこなしていける自信を持っていて、強運を引き寄せている。

自分は運が良いと思っていること。

運も実力の内であること。

7.家族思いで優しいところがある

普段は自分勝手に振舞っているが、意外と周りの状況を把握し、対応してくれる。

ここぞとばかりの時はしっかり行動して、助けてくれます。

人生の優先順位の話

人生には優先順位があります。

20代でしかできないこと、今しかできないと思うことを優先してください。

言い換えると、何でも良く、自分にとって「今やりたいこと」それが今、優先するべきことです。

これからの時代は何かに突き抜けている(特化している)ことが重要になってくると思います。

※人生の優先順位の話は下記に載っているので、興味があれば見てください。

幸せの優先順位~50代夫婦が幸せになるために~ – 夫婦の幸せ見つけ旅 (key-lifehappiness.com)

最後に

親バカかもしれませんが、自分よりあなたの方が何倍も優秀です。

生きて行くために必要なスキルも勝っていると思います。

自分で考え、何でも自分で切り開いてきたあなたのことなので、これからも自分を信じて行けば大丈夫だと勝手に思っています。

唯一、あなたに足りないと思うことを挙げるとすれば、

(父親という立場で偉そうにあえて言うと)

失敗の経験が少ないこと。

やってみたいこと、思ったことをできるだけ行動する。

言うのは簡単だけれども、実際にやってみるのは難しいものです。

20代はどれだけ、挫折と失敗を繰り返せるか?

世の中は納得のいかないことの方が多いかもしれない。

今、自分にとって必要か必要でないか考える前に、少しでも多くのことにチャレンジしてほしいと思います。

失敗して、ボロボロになってもかまいません。

失敗をしないと「気づき」が無いからです。

人生どうにかなります。

親としてフォローできることがあれば、これからもフォローしていきます。

また、父親として自分も失敗を恐れずに、いろいろなことにチャレンジして行きます。

独りで考え込まずに、何でも気軽に話したり、相談してください。

良いアドバイスはできないかもしれませんが、気分は晴れるかもしれません。

自分の強みを活かせる場所を見つけて、いろんなことにチャレンジしてください。

お互い、失敗を恐れずに、経験を積んで良い人生にしていきましょう。

まとめ

人生初の手紙にいろいろ苦労しましたが、実際、書いてみてプレゼントすると家族の絆が一層深まった気がします。

家族で20歳の誕生日を祝って、お酒もたくさん飲みました。

手紙は後でこっそり読むはずだったのに、みんな酔っぱらったせいか、読み上げて渡すことになりました。

20年間の思いが詰まった母親の手紙には、すごく涙が溢れていました。

我が家にとって、20年間を振り返る良い機会になり、手紙も良いものだと思います。

ぜひとも、そんな家庭が増えることを願っています。