家庭に良いこと

【広島県に天孫降臨の神秘的な磐座がある!?】『天ノ岩座神宮』へ車で行く場合の注意点

天孫降臨てんそんこうりん】は、日本神話において天照大神の孫であるニニギノミコトが、天から地上に降り立つエピソードです。

この物語では、神々が天と地を結ぶ場所として重要な役割を果たします。

神々の降臨を象徴する場所としての磐座が関係しています。

古代の磐座信仰に基づいて、その巨石群は天孫降臨と何らかの関連がある可能性があります。

天孫降臨の伝説は、主に九州宮崎県の高千穂地域に関連するものとして広く知られています。

広島県にも類似した伝説や天孫降臨に関連する信仰が存在します。

有名な厳島(現在の宮島)に関する神話や伝承が有名です。

厳島は、宗像三女神の一つである市杵島姫命いちきしまひめのみことを主祭神とする厳島神社があり、ここには古代からの神話が多く残されています。

特に弥山の山頂の磐座群は神聖な場所として崇拝されています。

厳島神社・弥山の山頂の磐座群については下記を参照してください。

今回紹介する磐座群は、広島県でも知る人ぞ知る神秘的な場所【天ノ岩座神宮あまのいわくらじんぐう】です。

たどり着くのに困難なため、呼ばれた人しかたどり着けないのです。

車で天ノ岩座神宮の近くまで行く場合は、砂利道に注意して運転してください。

大土山本宮(宗)天ノ岩座神宮が公開しているブログがとても参考になるので、下記より確認してください。

大土山本宮(宗)天ノ岩座神宮より抜粋

秀麗な山容の大土山おおづつやまは、地元の伝承によると、天孫降臨の聖地、古くから神が鎮まる山として信仰され、禁足地であったと伝えられています。

山麓の小原は、古来より栄えた地域で既に縄文時代には人が住み、大きな集落や文化の存在を示す数多くの遺跡や古墳が発見されており、大土山の磐座いわくらは古代祭祀の聖地であったと考えられております。

天岩位あまのいわくらと称される天ノ岩座神宮の磐座いわくらの南麓には千畳岩といわれる岩石群が広がり、昔、神議かむはかり(神々の会議)の場であったと伝えられております。

その他にも天神岩、千引岩など信仰の対象となっている多くの磐座が点在しております。

 天岩位あまのいわくらは単独の磐座ではなく、周辺の山々・磐座群の中心を成していると云われており、その神域はいつの頃か詳らかではありませんが高天原と称されております。

 『平地があり、参道となる沢を降り、反対側の沢を登ると初めの平地より高い処に磐座がある―。』

これが典型的な磐座のあり方とされておりますが、その通りの状態を天ノ岩座神宮で観ることが出来ます。

大鳥居の先の参道となる沢をはさんで磐座を拝する平地が遥拝所となっており、磐座を奉斎しておりますから、此処には神殿がありません。

 古来より地元・近郷の人々の深い崇敬の対象だったこの磐境いわさか・磐座いわくらの上代祭祀跡に「天ノ岩座神宮あまのいわくらじんぐう」を興したのは広島・飯室出身:故溝口似郎先々代宮司(比婆大社:現 熊野神社・元神職)です。

たどり着くのに困難な場所にあるため、ポイントとなる交差点等を示します。

まずは、天ノ岩座神宮の所在地です。

カーナビではピンポイントの場所が検索されない場合が多いので、携帯のグーグルマップで『天ノ岩座神宮』『広島県安芸高田市甲田町上小原大土山』を入力すると検索できます。

広島駅新幹線口から天ノ岩座神宮までは車で約48km、1時間33分の道のりです。

ストリートビューは社務所手前までしかありません。

大土山おおづつやまを目指しましょう。

まずは、『大土山憩いの森』まで行くと、大土山登山ルートマップの看板があります。

『大土山憩いの森』を過ぎ、しばらく道なりに進むと『分岐①』に到着します。

分岐①を右折します。

右折したら、道なりに社務所(常時人がいるかは不明)のある建物を目指します。

社務所の方に行かずに、大鳥居を目指して、細い道を登って行きます。

ここからは砂利道となるため、注意して運転してください。

砂利道をひたすら登って行きます。

すると大鳥居が見えてきます。

この先【徒歩】で行く場合は、大鳥居から天ノ岩座神宮までは谷を下って、また登る必要があります。

小さく見える鳥居が天ノ岩座神宮のすぐ手前となります。

徒歩の場合のルート

しかし、【車】で手前の鳥居まで行くことが出来ます。

しかし、砂利道がさらに悪路となるため、車を傷つけたり、乗り上げたり、スリップしたり予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意が必要です。

4WDの車であれば大丈夫でしょうが、普通車の場合は注意が必要です。

車の場合のルート

登山者に告ぐ

この大土山は超古代より神体山として人々にあがめられた尊い山でありまして殊にこの周辺に点在する巨石(いわくら)は神霊の依り給いし神籬(ひもろぎ)でありますので土足で上ったり坐ったりなしません様又この一帯は神域でありますから汚さぬ様御注意の程御願い致します。

大土山宗教会一同

天岩座とその周辺にて守護せらるる神々夫々の座位置要図となります。

中央に大きく鎮座している立派な磐座が【天照大御神】となります。

天孫降臨の伝説は、宮崎県の高千穂地域が有名でありますが、今回は広島県でもマイナーな知る人ぞ知る神聖な磐座が集まる天ノ岩座神宮を紹介しました。

広島県と言えば、厳島神社はとても有名であります。

天ノ岩座神宮は、ほとんど人に会うことがない場所にあり、不思議なパワーを感じる場所でした。

車で行く場合は、砂利道が多く十分注意して運転してください。

広島県を訪れた場合は下記も参考にしてください。