家庭に良いこと

【歯ぎしり対策】30年以上、歯ぎしりで悩んでいます。

歯ぎしりに悩まされて、30年以上が経ちました。

もしかしたら、40年以上かもしれません。

歯ぎしりをしている本人は熟睡をしているので、歯ぎしりをしていることに気が付いていません。

朝、起きたら「歯ぎしりがひどかったよ」と知らされます。

周りの人に迷惑をかけていることは分かっています。

何とか治せないのかな?

いろいろ調べました。

我が家での歯ぎしり対策を紹介します。

人それぞれ、原因は違うと思います。

この対策で治るということはありません。

ただ、歯ぎしりの頻度を下げたりする効果はあります。

同じ歯ぎしりに悩んでいる方の参考になればと思い、書いています。

歯ぎしりの原因

どの歯科医師のページを見ても基本的には以下の原因が記載されています。

大きくわけて3つ紹介します。

噛み合わせが悪いことで起きやすくなる

噛み合わせた時、特定の歯だけが強く接触して、歯ぎしりを引き起こします。

これは、噛み合わせが悪いことにより、ストレスを感じているからです。

歯並びが悪かったり、食べ物を噛むとき片側の歯ばかりを使っていると噛み合わせは悪化します。

日頃からバランスよく噛む癖をつけましょう。

精神的なストレスにより起きやすくなる

歯ぎしりによってストレスを発散している。

(仕事、家庭、学校でのさまざまなストレス)

我慢をしたり、何かに耐えている時に歯をくいしばります。

ストレスを感じたり、イライラしている時にも歯をかみしめたりします。

長時間パソコン業務をしたり、ゲーム、TVの長時間継続も同様です。

集中している時も噛み合わせています。

不規則な生活、良くない習慣(タバコやアルコール)により起きやすくなる

生活リズムは崩れていませんか?

不健康な生活が歯ぎしりを引き起こします。

アルコールやニコチンの摂取は歯ぎしりの症状を悪化させる要因にもなります。

我が家で採用した対策

歯が痛くて歯医者に行った時のことです。

始めて行く歯医者では必ず言われます。

口の中を見て、歯ぎしりしますよね?

多分、歯並びとか歯の削れとかで分かるのでしょう。

30年以上、これといった対策が出来ずに、来ました。

私の歯ぎしりで、妻は20年以上もの間、寝不足という苦しい生活に耐えてきました。

自分は熟睡しているため、歯ぎしりの音に気が付かないから、たちが悪いのです。

最終的にその原因もメカニズムも、はっきりとしたことは、分かっていません。

結局、人それぞれ違いがあり、「ストレスが原因」か「噛み合わせが原因」かで終わってしまいます。

矯正をすれば治るかもしれません。

しかし、人それぞれどれだけの矯正をすれば良いか、分かりません。

高額になる可能性があるので、矯正にはどうしても踏み切れませんでした。

若いうちならまだしも、50歳を過ぎたおじさんが矯正をするまでもありません。

「最低限、周りの人に迷惑がかからないようにしよう」という思いで、以下の対策を我が家ではとっています。

周りの人に迷惑がかからないように心がける

歯並びは若い頃から悪く、噛み合わせが良くありません。

矯正するためには、それなりの費用がかかります。

高額の治療費を出して、完治する補償が無いこと。

年齢的に、矯正をしてまで直さなくてもと、思ってしまうこと。

ただし、少なくとも音を低減させる対策としてマウスピースを採用しました。

歯ぎしりにより歯の削れ、割れの防止、歯への負担を軽減させること。

最大のメリットは音がほとんど出なくなること。

歯ぎしりの嫌なギリギリ音が低減されます。

マウスピースは保険が適用されるため、5千円程度で製作できました。

最低限、家族に迷惑がかからないような対策をする。

ストレスを低減させる生活を心がける

仕事をしている以上、どうしてもストレスを無くすことはできません。

我が家では睡眠の質を向上させることにしました。

枕は低めのもの(自分に合った熟睡できる枕)を使用し、仰向けで寝る習慣をつけています。

寝る前はなるべくリラックスできるように、マッサージをするのも効果的である。

自分では熟睡をしていると思っていますが、実は歯ぎしりをしている時は眠りが浅いのかもしれません。

規則正しい生活を心がける

数年前にたばこはやめました。お酒は週に1回飲めば良い方です。

生活習慣は凄く改善されています。

夕飯は寝る2時間前に食べるように心がけ、お風呂は湯舟に10分程度は浸かり、リラックスする。

基本、早寝、早起きを心がけています。

夫婦の仲を良くして、安心できる家庭を心がける

意外と見落とされているのが、夫婦が仲良くすること。

安心して生活することが重要です。

お互い、嫌な気持ちで居るとストレスが増大します。

家族、家庭が円満で子供達も安心して生活できる。そんな環境が重要です。

もし、子供が歯ぎしりをしていたら、安心できる家庭を作ってあげてください。

子供のストレスが少なくなるような家庭を心がけましょう。

まとめ

多くの歯科医師が解説されていますが、自分に合った対策は見つけられませんでした。

よって、歯ぎしり自体を治すことは、難しいと判断しました。(金銭的にも)

ただし、自分の歯、顎等の負担の低減、歯ぎしりの嫌なギリギリ音の低減をすることで、上手く付き合っていく選択をしました。

上記、4つの対策で歯ぎしりの回数は減っています。しかし、減っているだけで、無くなりません。

周りの人に迷惑にならない程度まで、歯ぎしりを低減できれば良い、という考え方に変えたのです。

家族に迷惑がかからない対策をして、これからも、歯ぎしりと上手に付き合って行きます。

これが、我が家にとって最良の選択となりました。

これからも妻の協力を得ながら、夫婦仲良く、幸せを求めて生活していきます。