今まで子供中心の生活を、20年以上続けてきました。
50代ともなれば、どこの家庭でも同じような生活をして来たのではないでしょうか?
これから数年もしたら大学を卒業して、子供たちは家から出て、新しい生活をすることでしょう。
(そのまま、家に居るかもしれませんが・・・・)
子供たちが巣立った後、ぽっかり空いた気持ちも空間も、夫婦で埋めないといけません。
子離れをするために、前もって夫婦で考えをまとめることは、とても重要なことです。
子供が巣立った後、親としてやるべきことを夫婦で決めることをおすすめします。
我が家では、以下の2点をやるべきこととしました。
・子供達がいつでも気軽に戻って来られる環境・家庭を作ること。
・子供達が居ない生活の中で、新しい目標を見つけて子離れをすること。
子供たちが居なくなって、ぽっかり空いた気持ちを埋めたい。
子供中心の生活から夫婦中心の生活にシフトさせたい。
そう思っている方に参考になればと思います。
子供達がいつでも気軽に戻って来られる環境・家庭を作ること。
子供達が安心して、気軽に戻って来られる環境をつくるには?
・夫婦が元気で健康でいること。
・夫婦中心の生活スタイルにシフトすること。
・子供部屋を有効活用すること。
具体的に見ていきます。
夫婦が元気で自分たちの生活を楽しみ、明るい家庭を維持すること。
子供達が安心して、戻って来られる環境を作るために、健康であることが何よりも重要です。
子供達に心配ばかりさせていては、安心して家を出ることもできません。
親が健康で元気であれば、子供たちに負担をかけることもありません。
何でも話し合え、相談できる親子でいたいものです。
前もって、夫婦中心の生活スタイルにシフトする。
リビング・ダイニング等、夫婦中心のスタイルにシフトさせる。
数年後、どんなスタイルが良いか話し合うこと。
子供が小さい頃からカラーボックスは、ずーっとそのままの状態じゃないですか?
夫婦の理想の空間をリビング・ダイニングで創造する。
ちょっとオシャレな空間にしてみたいですよね。
DIYでできる範囲の具体的なイメージを話し合う。
今、決まっているのは、一度何もない状態にしてから、アイディアを出し合うことになっています。
物を減らすプチミニマリストを目指して、少しづつ物を減らしていきたいと思っています。
今まで生活してきた子供部屋を有効活用する。
子供達が今まで生活してきた部屋をどうするか?
今のうちから夫婦間で、決めておきましょう。
子供が家庭を持った時に、子供部屋の役割を完全に終えます。
それまで、2パターンを想定して決めておきます。
子供たちの状況に応じて対応する。
・自宅から通う場合(大学、就職)
・下宿・社員寮の場合(大学、就職)
自宅から通う場合(大学、就職)
今まで通り、子供部屋として自分の好きなように使わせて、管理させる。
下宿・社員寮の場合(大学、就職)
子供部屋として残しておかない。
子供の荷物は、その部屋に何も置かないようにする。
部屋に残していく荷物は子供にとって必要なものではないことが多く、整理させましょう。
物置にはしないように、客間に作り替え、寝泊りできるスペースとして考える。
子供部屋の有効活用を考えて、DIYで模様替えをする。
※子供が結婚して家庭をもったら、出戻らないという思いも込めて、子供部屋は無くす。
家に帰ってきたときは、リビング、ダイニングがくつろげるスペースとする。
その代わり、リビング、ダイニングは大人がくつろげて、安心できる空間にDIYする。
子供達が居ない生活の中で、新しい目標を見つけて子離れをすること。
まずは夫婦で子育て時期の区切りをつけて、一度リセットしましょう。
そのために、
・子育ての卒業式を夫婦で決めて行う。
・自分たちの人生に向き合い、新しことに挑戦する準備を始める。
子育ての卒業式を夫婦で決めて行う。
1つの区切りとして大学を卒業して、就職をするタイミングが望ましい。
お互い、子育てご苦労様と労うことによって、気持ちの整理をする。
自分たちの気持ちの整理をすることで、夫婦で協力して子離れをする。
子供達の方は思っているより、親離れできています。
子供達は新しい未来を見て、夢があふれているからです。
寂しいのは親の方だけです。
我が家では「子育てご苦労さん会」を開き、夫婦で美味しい物を食べながら、赤ちゃんから今までの思い出の写真を整理したいと思っています。
整理した写真や思い出の品物は、プレゼントとして渡したいと思います。
自分たちの人生に向き合い、新しことに挑戦する準備を始める。
人生1度しかありません。どうせなら、やりたいことを見つけてやってみたい。
焦って、すぐに始めることはありません。
少しずつ準備をすることが重要です。
お風呂に入って、リラックスしている時、自分に問いかけてみましょう。
- 何をしている時、一番夢中になれて、楽しいですか?
- 周りの人から「上手いね」「似合っているね」と言われることがありますか?
- 仲の良い友達、恋人、夫婦の間でどんなことについて、良く話しますか?
- 時間とお金に余裕があったら、何をして過ごしたいですか?
- 子供の頃に楽しかったこと、夢中になったこと、やりたかったことは何ですか?
- 自分で何が一番得意だと思いますか?
- 誰もやりたがらないことでも、「自分ならできる」ことはありますか?
夫婦でそれぞれ書き出してみる。
まだ、子供達が家を出るまでに、数年あるため少しづつ自分たちのやりたいことを見つけていきたいと思います。
まとめ
何ごとも、突然起きることに対応するには、精神的にも、肉体的にも厳しい年代となりつつあります。
良いことならば良いのですが、悪いことには耐えられない場合があります。
今回は子供達が巣立って、ぽっかり空いた気持ちや空間を埋めるために、準備をする必要性についてまとめ、我が家での方向性を決めました。
親は子供が何歳になろうとも、親は親です。
変わりがありません。
親として子供の背中を押してあげられるように、気持ちの切り替えをしましょう。
自分たちの気持ちの整理をすることで、余裕が生まれます。
子供が巣立つ前から準備をして、計画的に夫婦で乗り越えましょう。