納豆は日本が生み出したスーパーフードとよく言われます。
一般的に言われている納豆の効果、その効果を最大限に生かす食べ方を、我が家流にアレンジしました。
我が家で始めた納豆生活についてお知らせします。
納豆生活を始めてみようと思っている方は、ぜひとも参考にしてください。
納豆の健康効果
納豆は、栄養のバランスが良いスーパーフードです。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」について知っておきましょう。
ナットウキナーゼは納豆から発見された、たんぱく質分解酵素です。
あのネバネバに含まれています。
ナットウキナーゼには、血液をサラサラにし、血栓を予防する効果があります。
脳梗塞や心筋梗塞の予防につながります。
その他には
カルシウム(丈夫な骨を作ります。)
ビタミンB群(細胞の成長や促進を促します。)
ポリアミン(食物繊維で腸内環境を整えます。)
イソフラボン(女性ホルモンのバランスに効果があります。)
大豆レシチン(肌荒れ等の改善に期待ができる。)
納豆はどのタイミングで食べると効果的?
納豆にしか含まれない特別な栄養素である、ナットウキナーゼを効果的に取り入れましょう。
ナットウキナーゼは熱に弱いため、常温で食べるのが良いとされています。
よって、効果的に栄養素を取り入れるためには、冷蔵庫から出して20~30分程度おいてから食べましょう。
熱を加える料理には入れない方が良さそうです。
食べる時間帯にも注意しましょう。
納豆と言えば、朝食のイメージが強いと思います。
実際、我が家でも、朝、食べています。
血栓を溶かすナットウキナーゼは、食べてから4時間後が最も活性化します。
夜から朝にかけて、血栓は発生しやすいので、血液サラサラ効果を期待する場合は、夜に食べると良いそうです。
さらに、「ひきわり納豆」がおすすめです。
納豆菌を繁殖させる表面積が広く、普通の納豆よりひきわり納豆の方がナットウキナーゼが多いからです。
スーパーではなかなか「ひきわり納豆」が売っていません。
おすすめは「くま納豆のひきわりカップ納豆」
ネットでの購入が便利です。
夜に食べる納豆は、ビタミンB群が成長ホルモンに働きかけることで、肌の修復力が高まります。
さらに、ダイエット効果もあるみたいです。
朝、食べる納豆には、良質なたんぱく質が代謝をアップさせてくれます。
「粒納豆」にすれば、大豆の皮の豊富な食物繊維が腸内環境を整えてくれます。
夜に食べれない場合は、朝に食べても違う効果が期待できます。
納豆と食べ合わせの良い食材、1日に適した食べる量
納豆と合わせて食べるマイブームは明太子です。
納豆のネバネバと明太子のつぶつぶが絶妙な食感となります。
味は言うまでも無く、ちょうど良い辛さと納豆のマイルドさが絶妙です。
一度チャレンジしてみてください。
その他には「キムチ、塩辛、豆板醤、塩麹」と一緒に食べると、さらに腸内環境を整えてくれます。
「マグロ、ゴマ、シソ」を合わせれば、血行促進やコレステロール低下などの効果もあります。
「生姜、梅干し、ニンニク、ネギ、玉ねぎ」を合わせれば、疲労回復効果が期待できます。
食べ合わせの悪いものとしては、卵があげられます。
卵に含まれるアビジンは、たんぱく質の一種で、ビオチンという成分の働きを抑える役割を持っています。
卵と食べてしまうとこのビオチンが身体に上手く吸収されません。
(納豆に含まれるビオチンとは、ビタミンBの一種で、脱毛予防や糖尿病予防に効果的です。)
「卵と一緒に食べられないの?」どうしたら、良いの?
アビジンが含まれているのは卵白だけ。卵黄だけを混ぜて食べるのは大丈夫です。
納豆は混ぜるとアミノ酸が増し、旨味がアップします。しっかり混ぜて、ネバネバに!
納豆は1日どのぐらい食べるのが理想的なのでしょう?
ナットウキナーゼの効果を期待するのであれば、1日あたり65gほど食べれば大丈夫です。
納豆は1パック50gのものが多いので、1〜2パックで十分です。
このように納豆は栄養価が高い食べ物ではありますが、大豆イソフラボンやプリン体を考慮すると1日2パックまでにしたほうが良さそうです。
豆腐やきな粉など大豆製品を良く食べる人は1パックまでにしましょう。
また納豆は思った以上にカロリーが高いです。
納豆1パック(約50g)のカロリーは100kcalです。
白米の50gのカロリーが84kcalなので、お米と比べるとカロリーが高いです。
詳細は下記ページで確認してください。
我が家での納豆との付き合い方
我が家での納豆との付き合い方
・毎朝、食べていた納豆を夕食時に食べる。
・さらに夕食に食べていた白米をやめて、納豆に変更。
・冷蔵庫から出して20~30分程度おいて、常温にして食べる。
・粒納豆をひきわり納豆に変更。
・納豆にちょいたしとして、キムチを一緒にネバネバ具合が良くなるまでまぜてから食べる。
・1日、1パックとして、卵を混ぜる場合は卵黄のみとする。