第19号では知多四国八十八カ所巡りの第82番霊場(観福寺)・第83番霊場(弥勒寺)・第84番霊場(玄猷寺)・第85番霊場(清水寺)・第86番霊場(観音寺)の記載をしています。
この記事は自家用車で巡礼を行ってみたい、初心者の方に参考になればと思い書いています。
第19号では第82番霊場・第83番霊場・第84番霊場・第85番霊場・第86番霊場の順に巡礼します。
午前中で、5カ所を参拝して美味しいランチにしましょう!
知多四国第82番霊場 観福寺(かんぷくじ)
「観福寺」の手前に立派な「長源寺」というお寺があります。
長源寺は「四國直傳弘法大師尾張八十八ヶ所霊場」のお寺になります。
知多半島には「知多四国八十八カ所霊場」と「四國直傳弘法大師尾張八十八ヶ所霊場」があります。
全く違った札所となっているため、直傳弘法大師では違った発見があるかも?
直傳弘法さん(じきでんこうぼうさん)として親しまれているそうです。
いままで、「知多四国八十八カ所霊場」と思い駐車場に止めて、参拝しようと思って違っていたケースが沢山ありました。
「四國直傳弘法大師尾張八十八ヶ所霊場」という別のお寺で構成されているお寺があったんだね。
いろいろ、わかって勉強になるねー。
今回も「観福寺」と「長源寺」を間違えていました。
長源寺から道なりに奥へ進んでいくと、幼稚園(学校法人雨尾学園雨尾幼稚園)があります。
その幼稚園の駐車場と共用になっています。
観福寺にも立派な仁王門があります。
口を開けている金剛力士像と口を詰むっている金剛力士像が立っています。
水屋に入ると、自動で水が流れるようになっているのに驚きました。
どこで感知してるのでしょう?
思わず、何度か試してみました。
いろいろ見てみましたが、どこで感知しているか分かりませんでした。
今まで巡礼してきたお寺で初めてです。
自動化されていて、不思議な気分になりました。
知多四国第83番霊場 弥勒寺(みろくじ)
弥勒寺では駐車場に注意してください。
急な坂道を登り、土の駐車場まで登っていきます。
途中、お寺の入口は一方通行となっているため、進入禁止です。
カラーコーンが置いてありますが、進入しようとすると、住職に注意されます。
急な坂道で車を傷つけるかもしれないと思い、ヒヤヒヤしていました。
なんとか、ぶつけずに済んで良かった。
知多四国のお遍路で何カ所かぶつけているので、気が気じゃなかったよ。
御宝塔「宝篋印塔」(ほうきょういんとう)が祀られています。
現世利益祈願塔です。
「宝篋印塔」とは
一般的に供養塔として建てられます。
宝篋印塔は多数の如来が集まっているとされ、礼拝することにより、罪障が消滅し、苦を免れ、長寿を得る。
また、子孫繁栄、願いが叶うとされています。
時計の針回り(右回り)三度回ってお参りしてください。
私たちはロウソクを立てて、時計回りで三度願い事を唱えながら回りました。
願いが叶うと良いねー。
さらに、御宝塔内には五鈷杵(ごこしょ)があります。
「五鈷杵のいわれ」
五鈷杵とは、金剛石(ダイヤモンド)が物体を打ち砕く事を意味し、佛教では釈尊の説法はすべての邪心・煩悩・悪心を打ち砕くと同時に、人身に迫る諸悪魔をも打ち払う意味です。
皆様が五鈷杵を静かに撫ぜると、身にまつわる諸々の因縁や押し寄せる諸悪運を防ぐと伝えられます。
お大師様が持っておられるのもその為です。
是非、心に念じながら撫ぜてご利益をお受け下さい。
南無大師遍照金剛 合唱