レイラインを巡る旅

【八方除で有名な寒川神社】レイライン第7回 有名人も絶賛の寒川神社を巡る

著名人からも絶賛されるパワースポットで有名な【寒川神社さむかわじんじゃ】を紹介します。

春分・秋分の日に、太陽の通り道と主要なパワースポットが一直線上に並ぶレイラインの一つとして人気の神社である。

今回、寒川神社はレイラインを巡る旅の第7回となります。

レイラインについては下記ブログを参照してください。

また、八方除の守護神として有名であり、正月・春分などの季節の変わり目には多くの参拝者が訪れます。

元日午前0時には大太鼓の合図と共に八方除祭・元旦祈祷祭が行われ、近年では迎春ねぶたの初点灯も実施されています。

本ブログでは、寒川神社さむかわじんじゃについてや参拝駐車場情報、渾天儀こんてんぎ宮山神社みややまじんじゃについてまとめています。

寒川神社について

寒川神社さむかわじんじゃについて

御祭神 寒川比古命さむかわひこのみこと ・寒川比女命さむかわひめのみこと 

二柱の神を奉称して寒川大明神さむかわだいみょうじん と申します。

例祭日 九月二十日

(九月十九日 例祭宵宮祭・流鏑馬やぶさめ 神事)

由緒 

当神社は総国風土記によりますと、雄略天皇(457年~479年)の御代に奉幣(天皇より神社に献上品がされること)の記録があり、神亀四年(727年)に社殿建立とも伝わり、1600年以上の歴史を有しています。

以後、延暦十六年(797年)桓武天皇を始めとして歴代奉幣の記録があり、永和十三年(846年)に神階従五位下を始めとする神階授与もなされています。

また醍醐天皇の御代に制定されました延喜式神名帳によれば相模國十三社の内、明神大社とされており、関東地方の信仰の中心をなしていました。

中世においては源頼朝、小田原北条氏累代による社殿造営や社領寄進がなされており、武田信玄からは武運長久を祈願して鉄錆地てつさびち 六十二間筋兜けんすじかぶと (神奈川県指定重要文化財)が奉納されるなど特に崇敬の念は篤く、徳川家代々においても社殿再建、社領寄進など古来より武家からの崇敬は極めて篤いものがありました。

明治期になりますと、明治四年五月に制定されました官国弊社制度によって、例祭において国費から幣帛料へいはくりょう が奉納される「国弊中社」に列せられました。

その後、大正時代における関東大震災、昭和の御大典という時代を経て、昭和二十年八月十五日、大東亜戦争の終戦後、同年十二月の神道指令によって、神社の国家管理制度が廃止されました。

昭和二十一年二月、神社神道の宣布と祭祀の執行による氏子の教化育成を目的として、全国の神社及び神社関係者を統合する神社本庁が設立され、当神社も神社本庁による包括神社となっております。

戦後、日本全体の復興とともに、八方除信仰を中心とした御神徳の宣揚に努め、全国の崇敬者からの御崇敬と多くの御参拝をいただいております。

平成の御大典記念行事として平成九年に御本殿、幣殿、拝殿、翼殿、回廊等の増改築が行われました。

神聖なる神嶽山かんたけやま を背に、約一万五千坪を有しており、平成二十一年には御本殿奥庭の禁足地を「神嶽山神苑」として開苑いたしました。

寒川神社境内のわかりやすいパンフレットが置いてあります。

朝8:00時から参拝をしましたが、何とも気持ちの良い空気が流れていました。

本当に気の良い場所だと感じる素晴らしい神社です。

駐車場について

駐車場は第1~第3まであります。

第1駐車場が一番近くて便利ですが、8:00まで閉鎖されていて入ることが出来ませんでした。(警備員がいます。)

第2駐車場は8:00前に開放されています。

8時前に駐車する場合は、第2駐車場へ行きましょう。

第2駐車場には綺麗なトイレもあり、8時前から利用できました。

レストラン、売店は10時OPENとなっています。

渾天儀こんてんぎ について

寒川神社は、古くより全国唯一の八方除はっぽうよけの守護神として信仰されています。

八方除とは、地相・家相・方位・日柄等から起因する、すなわち方位神によるあらゆる悪事災難を除く方災厄除の神として御神徳です。

ここに、方位盤・四神の彫塑・渾天儀という八方除に因む三つの構造物の構成による記念碑を製作しました。

方位盤は四正(東・南・西・北)と四隅(北東・東南・南西・西北)の八方位と中央の九星・十干十二支を 八方には易の八卦を配当しています。

一般的な気学方位盤とは異なり、八方位を均等に配置し正八角形の意匠でわかりやすく象られています。

四神は天の四方の方角を司る霊獣で、東は青龍せいりゅう 、南は朱雀すざく 、西は白虎びゃっこ 、北は玄武げんぶ を配す。

渾天儀は、本来天体の位置・星等を測定する器具ですが、特に星の運行は人々ばかりでなく国家の命運をもにぎると考えられました。

天文観測により暦が作られ、されに暦によって日々の吉凶が占われたのです。

龍は天空を支えるという故事にならい、渾天儀の四隅に配置しています。

寒川大明神を敬仰する氏子崇拝者の皆様には、この方位盤と渾天儀により方位除についてより深くご理解をいただき、八方除信仰の礎としてご活用くださいますよう祈念いたします。

平成二十四年十月吉日 寒川神社 宮司 利根康教 識

宮山神社

宮山神社みややまじんじゃ 

御祭神:八柱の神

琴平社ことひらしゃ 【 大物主神おおものぬしのかみ 】

八剱社やつるぎしゃ 【 須佐之男神すさのおのかみ 】

雷社いかづちしゃ 【 建御雷之男神たけみかづちのおのかみ 】

若宮八幡社わかみやはちまんしゃ 【 大雀命おおささぎのみこと 】

祢岐志社ねぎししゃ 【 聖神ひじりのかみ 】

稲荷社いなりしゃ 【 宇迦之御魂命うかのみたまのみこと 】

三峰社みつみねしゃ 【 伊邪那岐命いざなぎのみこと ・ 伊邪那美命いざなみのみこと 】

御由緒:

寒川神社末社宮山神社は、古くよりこの宮山各地区に鎮座しておりました七社の小祠を、現在の社地に御社殿を建て合祀いたしております。

明治四十一年十二月琴平社に八剱社、雷社、祢岐志社、若宮八幡社の四社が合祀され、大正三年九月稲荷社が合祀されました。

大正十二年の関東大震災により、社殿が半倒壊するなどの被害を蒙りましたが、昭和五年国費を以って復旧いたしました。

昭和四十四年九月、三峰社が合祀されております。

御神徳:

宮山神社に白豆腐をお供えして祈ると母乳に恵まれる、と云われています。

子供の安産の願い、母子の健やかな生育を願う祈願等の信仰が今に伝えられています。

また、御祭神の御神徳は厚く、家運隆昌、家内安全、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣の神として、宮山地区の人々はもとより、広く一般に崇敬されております。

まとめ

今回、寒川神社はレイラインを巡る旅の第7回となります。

空気が良く、とても良い気が流れている神社でした。

参拝だけでなく、御祈祷もしていただくと、良いのではないでしょうか?

御祈祷を受けた方のみ、禁足地であった【神嶽山神苑かんたけやましんえん】を巡ることが出来ます。

【神嶽山神苑】は、寒川神社で最強のパワースポットといわれています。

第1回~第6回までは下記ブログを参照してください。

「御来光の道」として有名なレイラインは残すところ、【玉前神社】のみとなります。

乞うご期待をよろしくお願いします。