我が家にも当然のように、トイレがあります。
現在、トイレが無い生活は考えられません。
快適な生活をするうえで、トイレの存在は重要な部分となります。
生活様式の変化やトイレに対する重要度・優先順位の変化により、一家に2カ所設置する場合が多くなっています。
トイレに対する考え方を、自分なりにまとめると共に、我が家に合ったトイレとの付き合い方、整え方について紹介します。
トイレに対する思い
【掃除に対する考え方編】
トイレ掃除は、誰もがしたくないと思います。汚いし、面倒くさいし、理由はいろいろあります。
妻は何十年と我が家のトイレ掃除をやり続けてくれています。
トイレ掃除を進んで、できる人とは?
やり遂げている人が持ち合わせていることは?
心が謙虚になれる
いくら才能があっても、傲慢な人は嫌われてしまいます。
人を幸せにするどころか、不幸にしてしまうかもしれません。
謙虚であることは人から信頼され、仲間が増え、自身が付きます。
謙虚になるための第一歩として、トイレ掃除を始めましょう。
小さなことに気づけるようになれる
成果が出る人と出ない人の違いは、効率よく作業ができるかどうかである。
無駄をなくし効率よくすためには、小さなことでも気づけることが大切です。
「小さな気づき」をトイレ掃除で身に着けられます。
人が嫌がることを進んで、できるようになれる
人が嫌がることを進んでやれる人は、頼りにされます。
一所懸命取り組んでいる姿は、共感を呼ぶのではないでしょうか。
特に、人の嫌がるトイレ掃除は感動・共感を得る最高の作業です。
感謝する心を持てるようになれる
人は幸せだから感謝するのではありません。
感謝するから幸せになれるのです。
自分のことが好きになり、小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。
うつ病の改善にも効果があるそうです。
執着心がなくなり、心が美しくなれる
無心にトイレ掃除をすることにより、小さなことにこだわらなくなります。
おおらかな気持ちになり、心が浄化されます。
心も身も美しくなります。
【風水的な考え方編】
風水的にトイレは家のどこにあると良くないのでしょう?
一般的に家の中心近くにあるトイレは、良くないとされています。
家の中心から陰の気が広まっていしまうから、運気が下がると言われています。
基本的にトイレは家のどこに配置しても、良くない(凶相)です。
昔、外敵や強風などから家を守るために、北東方向に開口部や水回りを配置しないようにしたそうです。(鬼門という考え方)
我が家もそうですが、土地の形状から玄関の方角等、決まってしまうケースが多い。
制限された中で、少しでも良い配置を考えました。
我が家は現在、配置されている場所を気にするよりも、いかに快適なトイレにするかを重要視することにしました。
最終的にトイレを綺麗に掃除し、清潔に保つことこそが、良い運気を運んでくれると信じています。
トイレに置いて良い物
- 観葉植物・・・観葉植物はトイレにこもる悪い気を清浄にしてくれます。ドライフラワーは避けましょう。
- 鏡・・・金運を上げるならトイレに入って左側に飾り、仕事運を上げるなら右側に飾りましょう。ただし正面は避けてください。
- トイレマット、スリッパ・・・北側の寒い位置にあるトイレは陰の気が強くなります。マットを敷くことで下からの冷気を和らげます。あたたかみのあるものを選びましょう。
- 竹・・・湿気対策として換気扇を回しましょう。炭には消臭・除湿効果があります。(経済的な面では炭が最適ではないでしょうか)
- 天然の香りがするもの・・・トイレのニオイは運気を下げるので、消臭後、良い香りを漂わせましょう。
- ラベンダーカラーのもの
- 陶器やガラスの小物
トイレに置かない方が良い物
- 本、雑誌
- ぬいぐるみ、人形
- プラスチック製品
- 家族写真、絵画
- カレンダー、時計
- 世界地図や九九表、単語表
- 掃除道具
【トイレを整える考え方編】
トイレ掃除を行い、綺麗に保つ習慣をつけましょう。
トイレを整えるというのは、トイレを気の良い空間に保つことを意味します。
- トイレを明るくしましょう。
- トイレを綺麗に保ち、換気をしましょう。
- トイレのドア、便器の蓋は必ず閉めましょう。
- トイレに長居をしないように余計なものは置かないようにしましょう。
- トイレに良い香りを漂わせましょう。
それぞれ、トイレを良い空間に整えることが良い運気を運んで来てくれます。
トイレの神様について
トイレにも神様が居ます。
「古事記」は神様や島など存在しなかった、はるか昔にどのように日本が始ったのかをまとまたもので、「日本の歴史」が分かる書物です。
古事記によると、イザナギとイザナミが「この漂っている国土を整えて固めよ」という命令を受け、国生みを終えます。
その後、神生みを始めます。
最初に大事忍男神(オオコトオシオノカミ)が生まれます。
次に、家宅六神が順番に生まれます。
- 石土毘古神(イワツチビコノカミ)・・・家の材料である石と土(壁土)の神様
- 石巣比売神(イワスヒメノカミ)・・・石砂の神様
- 大戸日別神(オオトヒワケノカミ)・・・家の出入口のことで門の神様
- 天之吹男神(アメノフキオノカミ)・・・屋根を葺くことを表し屋根の神様
- 大屋毘古神(オオヤビコノカミ)・・・災厄を司る神様
- 風木津別之忍男神(カザモツワケノオシオノカミ)・・・暴風から家を守る神様
家の場所や部位にそれぞれの神様が居ます。
家の中にはまだまだ多くの神様が居て、守ってくれています。
- 大歳神(オオトシガミ)・・・年明け(一年の初め)に訪れる神様。年末に大掃除をして、新年、気持ちよく「大歳神」をお迎えしましょう。
- 天之水分神(アメノミクマリノカミ)・・・水回りを司る神様。
- 火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)・・・火を使う場所の神様。
- 三宝荒神(サンポウコウジン)・・・火事を起こさないように守ってくれる神様。
- 大黒様(ダイコクサマ)・・・戸棚や柱を守ってくれる神様。
それでは、待ちに待った、トイレの神様です。
烏枢沙摩明王(ウスサマミョウオウ)・・・炎の神。この世のあらゆる不浄なものを焼き尽くしてくれる。
烏枢沙摩明王は心の浄化はもとより、日々の生活に起因するあらゆる不浄を清めてくれるといわれ、トイレの神様として崇められています。
トイレは古くから怨霊や悪魔が出入りしている、不潔な場所と考えられていました。
そんなトイレを烏枢沙摩明王が清浄な場所に変えてくれると広まりました。
トイレを清潔な場所に保つための、昔の人の知恵なのでしょう。
地方によっては、七福神の1人である弁財天(ベンザイテン)がトイレの神様とするところもあります。
また、大地の金神、金勝要神(キンカツカネ)の神がトイレの神様とするところもあります。
日本人は古来、災害、自然現象、物質、季節の移り変わりに即して、神が宿り、敬い崇めて来ました。
そうした、言い伝えには、昔の人の知恵と生きるために必要な、心のよりどころがあったと思います。
長い年月の中で培われた、生きて行くための重要な教えと考えたいです。
現在、私達には関係ないと言ってしまえば、それまでです。
しかし、神様が家族、家庭を守ってくれていると思う、素直な気持ちも大切にしたいものです。
我が家のトイレ事情
話は変わりますが、男性の洋式トイレ(小便)は座ってしますか?立ってしますか?
気になる問題について、考えてみました。
トイレを綺麗に保つには、どちらで対応するかが重要となってきます。
私は立ってする派です。(家族の反応は冷ややかですが・・・)
男性のトイレ事情についてアンケート、実験結果が分かりやすく記載されています。
下記、URLを参考にしてみてください。
参考URL:
男性のトイレ事情大調査!立つ?座る?飛び散り防止の秘策とは | Lidea(リディア) by LION
立ってすることを納得してもらうために、自分なりに対策をしています。
自分が気を付けているトイレの仕方は
- ティッシュを敷く(中央部を覆うように)
- 跳ね少ない手前側を狙う
- 事後、便器の淵をティッシュで掃除する
- 便器の蓋を閉めて流す
これによって、最小限の飛び跳ねに抑えています。
迷惑をかけているかもしれませんが、自分なりの対策で対応しています。
若い男性の考えは変わって、座っても大丈夫派が増えています。
トイレを清潔に保つためには、男性も座った方が良いのかもしれませんが・・・。
まとめ
我が家で玄関掃除は、10年以上続けている良い習慣です。
下記URLを参考にしてください。
その続きとして、トイレ掃除を習慣化して、良い気を取り入れていきたいと考えています。
トイレに対するいろいろな思い、考え方を参考に実践していきます。
まず、何十年とトイレ掃除を欠かさず、行ってくれている妻に感謝したいと思います。
トイレ掃除に対する心の持ちよう、トイレの神様の存在意義いろいろ勉強になりました。
我が家ではまず置いてい良い物、良くない物の整理から始めたいと思います。
トイレの神様を喜ばせるには
- 楽しく、明るく、面白がって、掃除をする。
- 笑顔で「ありがとう」と感謝しながら掃除をする。
- 自分が使った後は必ず掃除して綺麗にしてから、蓋を閉めて出る。
掃除に対する考え方を変えることによって、嫌だと思っていたトイレ掃除が進んで、できるようになると良いですね。