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【養老の滝への行き方】無料入口駐車場と滝の近くの有料駐車場について

岐阜県養老町にある【養老の滝】は、四季ごとに異なる顔を見せる自然の美しさが魅力の滝です。

滝の水は透明度が高く、訪れるだけで清らかで新鮮な空気を味わうことが出来ます。

マイナスイオンを存分に浴びながら、リフレッシュしてみてはどうでしょう。

車で養老の滝に行く場合、事前に調べておきたいのが駐車場情報です。

無料駐車場有料駐車場から養老の滝への行き方、周辺の見どころやおすすめランチ、近くの道の駅について記載しています。

養老の滝周辺には無料駐車場と有料駐車場があります。

養老の滝入口駐車場(無料駐車場)は滝から少し離れていますが、道中のお店や神社を訪れることができ、30分~40分程度かかりますが、自然を楽しみながら滝まで行けます。

養老の滝駐車場(有料駐車場)は滝の近くまで車で行くことができ、細い道(すれ違い困難)と急な階段となりますが、滝まで数分で行くことが出来る便利な駐車場です。

グーグルマップで「養老の滝入口駐車場」で検索してください。

住所:岐阜県養老郡養老町高林1298番地の2

料金:無料

営業時間: 9:00~17:00

駐車可能台数:165台

※駐車場敷地内に大型トイレ有

グーグルマップで「養老の滝駐車場」で検索してください。

養老の滝入口駐車場(無料駐車場)から養老の滝駐車場(有料駐車場)への行き方

住所:岐阜県養老郡養老町養老公園1290-273

営業時間: 9:00~17:00

料金:軽・普通車 平日500円 土日祝日1,000円(繁忙期1,000円)

駐車可能台数: 80台

養老の滝は、「日本の滝百選」並びに環境庁の「名水百選」に選ばれている名瀑、名水です。

また、水がお酒になった親孝行の「養老孝子伝説」など故事来歴のある優れた霊水です。

奈良時代、元正天皇は「万病を癒す薬の水」との報告を受けられ、美濃の国多度山の美泉に孝行されました。

史書「続日本記」に記述されている元正天皇のお言葉があります。

「自分で手や顔を洗ったら、皮膚はつるつると綺麗になり、痛むところも治った。また、この水を飲み、浴した人は、白髪も黒くなり、はげた髪も新しく生え、見えにくくなった目も明るくなった。めでたいことです。この水は、真に老を養う若返りの水です」

元正天皇は、「醴泉は、美泉なり。以て老を養うべし、蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め、養老元年と為すべし」と詔なさって、西暦717年に年号を「養老」と改められました。

名水百選「養老の滝・菊水泉」の「菊水泉」は、滝から約500m下の養老神社境内にあります。

今では、滝と泉が上と下に分かれていますが、もともとは滝の瀬として一つの流れでした。

養老山から流れ出る水は、石灰岩層を浸透してきたもので、炭酸分やミネラルを含む爽やかで甘美な水です。

元正天皇がお言葉された「長寿、若返り、健康」の霊水でもあります。

夏場には最高の養老サイダーが有名です。

「親孝行の昔話」

昔、此の美濃の国に貧しいけれど親を敬い大切にしている樵(きこり)が住んでいました。

毎日、山に登り薪を取ってそれを売り、年老いた父を養っていましたが、其の日の暮らしに追われて老父の好む酒を十分に買うことが出来ませんでした。

或る日いつもよりもずっと山奥に登りました。

谷深くの岩壁から流れて落ちる水を眺め「あーあの水が酒であったらな」と老父の喜ぶ顔を思い浮かべた時、苔むした岩から滑り落ちてしまいました。

しばらく気を失っていましたが、ふと気が付くと何処からか酒の香りがだだよって来るのです。

不思議に思ってあたりを見廻すと岩間の泉から山吹色の水が湧き出ているのです。

これはどうしたことだろうとすくってなめてみると香しい酒の味がするのです。

夢かと思ったが「有難や天より授かったこの酒」と腰に下げている「ひょうたん」に汲んで帰り老父に飲ませたところ、半信半疑であった老父は一口飲んで驚き、二口飲んでは手を叩いて喜び、父と子の和やかな笑い声が村中に広がりました。

老父はこの不思議な水を飲んだので白い髪は黒くなり、顔の皺(しわ)もなくなり、すっかり若々しくなりました。

この不思議な水の出来事が、やがて都に伝えられ奈良の都の元正天皇は「これは親孝行の心が天地の神々に通じてお褒めになったものでありましょう」とおおせになり、さっそく此の地に行幸になり、御自身飲浴せられて「私の膚は滑らかになり、痛む所を洗ったらすっかり治りました。めでたい出来事です。

老いを養う若返りの水です」と年号を養老と改められ、八十歳以上の老人に位一階を、老子順孫、義夫、節婦には各々ごほうびを授けられ、此の地方の人々の税金を免除なされました。(古今著聞集より訳文)

養老の滝は、滝も見ごたえがありますが、四季ごとに異なる顔を見せる自然の美しさも魅力です。

【春】:春になると滝周辺は新緑に包まれ、木々の若葉が鮮やかに茂り始めます。緑に映える滝の美しさは息をのむようで、生命力を感じる季節です。

【夏】:滝の近くでは温度が少し低く感じられるため、暑い夏でも涼やかなひとときを過ごせます。滝のそばで感じるマイナスイオンと涼風は、まさに自然のエアコン。森林浴をしながら、心も体もリフレッシュできるスポットです。

【秋】:秋には紅葉が進み、滝と周囲の木々が赤や黄色に染まります。紅葉と滝のコントラストが美しく、特に日本の秋を感じる情景を求める人々に人気です。写真撮影に訪れる方も多く、見ごたえのある光景が広がります。

【冬】:冬の滝は少し幻想的な雰囲気が漂い、静けさの中で凛とした美しさが際立ちます。雪化粧をした滝とその周辺は、厳かな冬景色を楽しむことができ、神秘的な美しさを味わいたい方におすすめです。

「養老の名水」

水がお酒になった親孝行の昔話は、鎌倉時代の説話文学、古今著聞集により教訓として語り伝えられて来たものですが、お話のもとの続曰本紀(しょくにほんぎ)による養老改元の詔(みことのり)では「変若(かかちょう)、薬の水」と記されております。

又家や国を治めるくくりむすぶ水としての価値と教理を読みとることが出来るのです。

養老神社境内の湧き水を菊水霊泉(きくすいれいせん)と云いますが菊水とは病に効く水と考えてもよろしいが、この神社は山や水が精霊で古くは菊理姫(くくりひめ)を祀る明神様です。

元正女帝がみそぎを行い律令国家建設祈願のまつりごとの神水はくくりの水でありました。

詔の中に、中国後漢の時代に同じ様な瑞象(ずいしょう)があったと述べられていますが、中国大連池の万病を癒す奇蹟の水のことではなかったか。

元正天皇の行幸よりずっと以前からこの美濃の国では、ラドンやゲルマニウムを含む万病に効く水として知られていたものと想はれる。

養老山地の水はカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムを含むミネラルウォーターであります。

石灰岩層を潜って湧き出て来る水は炭酸水なのです。

水がお酒になった老子話は教訓としての説話でありまして、水がお酒になるためしはありません。

水はやはり水、良く尽くしてくれる吾が子を慈しみ、ねぎらって思慮深く、だだの水を美酒として飲み、誉めたたえる親心といものを私共は昔話の中から読みとることだ出来るのです。

名水が名水たるゆえんであります。

ここでしか見られないひょうたんの灯り168個が展示してあります。

入館料は100円で入館された方は写真撮影OKです。

店主が種から育てたひょうたんを利用し、見事に加工し幻想的で癒しの空間を作っています。

店主自ら、苦労話やランプの特徴などを説明していただけます。

販売をされているか確認したら、「写真に撮って、持ち帰ってください。」とのことでした。

養老は飛騨牛が味わえることで有名です。

焼肉街道と言われるほど、焼肉店、肉の販売が道路沿い立ち並んでいます。

土日祝日でのランチ営業を行っている「やきにく藤太」でのお勧めを紹介します。

土日祝日は昼営業をしています。

11時オープンで、10時30分位に到着したのですが、既に15組以上は待っている状況でした。

店内はすごく広く、席数も多く、無事入店できました。

注文はすべてタッチパネル形式で、食事はもちろん「水」や「取り皿」等もタッチパネルで頼みます。

口コミで「飛騨牛すねやき」が安くておいしいとあったので、さっそく注文しました。

写真は二人前の量です。

一人前680円です。

霜が降っていますが、すこし肉は固めで、すじがあります。

赤身肉の方がうまみがありますが、これはこれで美味です。

さすが飛騨牛ですね。

左が特上赤身肉780円、右が特上タン1,150円です。

赤身肉はうまみがあり最高です。

タンは肉厚で美味です。

牛レバー600円はモサモサ感が少なく、ジューシーな味わいです。

藤太サラダも加えて、5100円でした。

地元産の農産物販売所:新鮮な地元農産物や加工品を購入できる直売所があり、季節ごとの果物や野菜が人気です。特にこの地域の特産である柿やみかん、いちご、トマトなどは評判です。

 レストラン・軽食:地元の食材を使った料理が楽しめるレストランがあり、観光客や地元の方に人気です。特産の野菜や果物を使ったメニューが豊富で、地元の味を味わえる料理が提供されています。

季節ごとのイベント:「月見の里 南濃」では、月見をテーマにしたイベントや、地域の収穫祭なども行われ、地元の方や観光客に親しまれています。また、秋には中秋の名月を楽しむイベントがあり、美しい月夜の景観が楽しめます。

 リラックスエリア:施設内には、足湯があり、ちょっとした休憩にピッタリです。ドライブの途中にリラックスできる空間となっています。

みかんが美味しそうだったので、購入しました。

令和のコメ不足で価格が上昇していますが、3,000円(5kg)でした。

今回、養老の滝を満喫してきました。

滝の下ではマイナスイオンを浴びながら、ゆっくり時間を過ごすことが出来ました。

大自然の中で夫婦で会話も弾み、ひょうたんらんぷ館では幻想的で幸せなひと時を過ごさせていただきました。

岐阜県に訪れた際には下記のブログを参考にいろいろ訪れてみてください